痔の治療【イボ痔】（外痔核）

痔には種類が有ってその内でもイボ痔について、しかもイボ痔には内痔核と外痔核とが有ります。外痔核は内痔核より痛みを伴う場合が多く、歩くと痛いとか、座ると痛いとか我慢できない痛みが起きる事が特徴です。こうした激痛は放っておく事で痛みが引いていく事もあるのですが、大抵は塗り薬を塗ったり飲み薬を飲んだりして痛みを抑えると言う方法を取る事が多いです。こうした事から外痔核の治療の場合は塗り薬や飲み薬を使って、常に炎症を起こさない様に幹部を清潔に保つ事が必要になります。

今は技術も進歩してきているので日帰りで手術を行う事も増えてきましたが、大体は痔の種類や状態によって変わってきますが1週間～10日間程入院して頂ければ良いのではないかと思いますので覚えておくと良いでしょう。また突然激しい痛みが起こる事も有ります。ここでは外痔核の治療について挙げてみましょう。

あまり仕事を休めないと言う人も多いでしょうし、痔で手術するって言うのも恥ずかしくて嫌だと言う場合も多いですよね。手術で取ってしまうと言う治療方法も有るには有りますが、これも医師の判断で決めると良いでしょう。大体痛みは1週間位で消えて1ヶ月位で回復傾向に転じていきます。

手術となると気になるのが入院日数ですよね。また薬は市販薬でも良いのですが、ご自身に合った薬を使って頂いた方が良いと思いますので出来れば肛門科を受診して処方してもらった薬を使った方が良いと思います。内痔核と外痔核ではこうした痛みの度合いが全く違うのです。

きれ痔とはどんな症状なのでしょうか

きれ痔になってしまうと排便をする度にピリッと避けてしまって痛みを伴いますので、それが嫌で排便自体を我慢してしまう人も少なくありません。きれ痔は別名「裂肛」と呼ばれていますので文字通り肛門が避ける病気でありますよね。きれ痔は男性よりも女性の方が症状が出やすい特徴が有ります。

切れる場所は肛門周辺の歯状線の辺りと言うよりは、外側に有る肛門上皮と呼ばれる部分になります。でもそうしてしまうと便が硬くなってしまい更に排便時に困難になってしまいますので症状が悪化してしまうのです。ここは特に知覚神経が優れている場所で有る為に、裂けると激痛を伴ってしまって出血もしてしまうので排便が更に困難になってしまう事になります。

きれ痔とは肛門の辺りの皮膚が避けたり傷が付いてしまったりする肛門外傷と言う病気になります。排便時にあまりにもいきみ過ぎてしまったり、便秘によって硬くなってしまった便を無理やり出そうとした時にピリッと言って切れてしまうのが特徴的です。治療方法としては排便時に肛門に負担をなるべくかけない様にする為に、便秘を治す事から始めて言った方が良いと思います。

もしも症状が悪化してしまうと治療も大変になり外科的手術を要する様になってしまいますので、そこまで症状を悪化させない様に便秘を治したり、食生活を見直したりしながら肛門を安静にさせておきましょう。これは女性が便秘になりやすいと言う事、妊娠や出産を経験する事でお腹に圧力がかかってしまう事が有るからです。

内痔核はどんな症状なのでしょうか

いぼ痔は日本で一番多い痔の種類になります。排便時に痛みを伴う事はないけれども出血をしている事が有ると言う場合には注意が必要ですので、早めに受診して適切な治療をしてもらう様にしましょう。第三段階に有るとこの脱肛が脱稿したままの状態になり、自分で肛門の中に押し戻さないといけない状態になってしまいます。こうなると下着も粘液が常に付いてしまう状態になりますので不衛生ですし、痛みももちろん有りますが、それよりも肛門周りがその粘液で痒くなってしまったり、ただれたりしてしまいます。

第四段階になるともう押し戻しても脱肛が元に戻らなくて常に脱肛している状態になってしまいます。そして排便するのにも時間を要する様になりますし、排便しても何だかスッキリしない残便感を感じる様になってしまったりしてしまいます。その為に排便時に何となく違和感が有るなと思う場合には特に注意する必要が出てきます。その為に充分に注意する必要が有るのです。

内痔核には4段階の症状が有ります。第二段階になると排便時に痛みを伴う様になります。ですからこの時点で痔だと気がつかずに治療をする人も少ないのです。第一段階としては排便後にお尻を拭く際にトイレットペーパーにちょっと血液が付く位で痛みを感じる事は殆どありません。

内痔核は肛門の中にいぼが有るのですが排便時には脱肛（いぼが外に出てしまう）している場合も有ります。少し経つとこの脱肛も元に戻り、いぼは肛門の中に戻ります。特に内痔核は肛門内部に静脈瘤のいぼが出来る物でいぼが出来た初期段階ではなかなか気が付きにくい症状になり、治療が遅れてしまいがちです。

痔と似ている病気

お尻に違和感を感じたり、肛門あたりに痛みを感じてしまうと「あっ痔かな」と思ってしまって、大した事無いから大丈夫と思って病院で治療をしてもらわないケースって結構有ると思います。この病気は特定医療疾患になっている程、困難な病気になります。これらのガンの初期症状では下血や血便が起こる様になります。これはいぼ痔と間違われやすい病気ですね。

排便時にトイレットペーパーに血液が付いていた場合、きれ痔だと勘違いしやすいですが、ガンだったら大変ですので直ぐに病院に行って診てもらう様にしましょう。最初は直腸で炎症が起きているだけでも症状が悪化してくると大腸全体に広がってしまう様になります。これらの病気は症状がなかなか出にくい病気ですので症状が出てしまった頃には既にガンがかなり進行していたと言う事になってしまうほど怖い病気になります。これだけ見ても痔と症状が似ていて怖い病気はたくさん有りますので、何かしら異変を感じたら直ぐに病院に行って治療をしてもらう様にした方が良いと思いますよ。

ガンに発展しやすい病気でも有るので出来たら悪性であっても良性であっても切除した方が良い病気になります。その他にも尖圭コンジロームと言う肛門周辺にいぼが出来てしまう病気が有ります。ではどんな病気と痔の症状を勘違いしてしまうのでしょうか。

主には大腸がん、直腸がんになります。その他にも血が混ざった下痢をしてしまう潰瘍性大腸炎と言う病気も痔と間違われやすいですよね。でも本当に痔なら良いのですが、万が一その症状が痔ではなくて他の病気で有った場合にはその決断がとても危険行為になってしまうのです。

タバコとアルコールを控えて痔を改善しましょう

出来ればアルコールもタバコも止めた方が良いですが、ストレスになると逆によくありませんので出来るだけ控える様に努力していった方が良いと思います。何故タバコを避けた方が良いのかと言うと、血管を収縮させてしまう働きが有るニコチンや一酸化炭素がタバコには含まれているからです。次にアルコールも痔の改善をするのに避けた方が良いと言われるのは何故かと言うと、アルコール自体は血行が促されると言う働きがありますが、これは動脈のみ血行が良くなると言う子尾で、静脈は血行が逆に悪くなってしまいますので、全体的にしてみたらうっ血してしまう事になります。

ご自身が痔の治療や改善をしようとしている場合、タバコやアルコールは控えた方が良いと思います。更にアルコールには肛門の炎症を引き起こしてしまう成分も含まれていますので、飲み過ぎてしまうと便が柔らかくなり過ぎてしまいますので下痢を引き起こしてしまうのです。そうする事で治療効果も上がってくると言われます。

うっ血は痔に良く有りませんのでアルコールは避けた方が良いのです。そして肛門周辺の粘膜を傷つけてしまうので痔が悪化したり、治療したのに再発したりする様になります。これは痔にはとても悪い状態になります。

タバコとアルコールって好きな人にとっては止めるのが相当大変だと思うのですが、痔も悪化させてしまうと大変な事になりますので適度にするとか控える様にするとか、今までの様に好きな様に飲んで吸ってと言う生活は止める様に心掛けるべきだと思うのです。ですからタバコは避けた方が良いのです。血管が収縮してしまうと肛門周辺にたくさん集まっている血流が悪くなってしまいますのでうっ血してしまう事になります。

痔は国民病かもしれません

痔は適切な処置をしないとどんどん悪化してきてしまう物でも有ります。こうした製品を発売するに当たっては、各メーカーで実態調査が行われていると思うのです。ここで特に気になるのは自己流の治療をしていたり、全く治療をしないで痔を放置しておくと言う事です。

日本では色んな企業が痔に関する製品を発売しています。こんなに皆が患っている病気であるにも関わらず、痔の実態を知らないと言う人も多いのではないでしょうか。特に最近の痔の実態としては、先程も挙げた男女含めて3人に1人が痔になっているという事実が挙げられる事、痔になった事が有る人の中で半数以上の人が痔その物に悩まされていたりする事、痔になっている人の殆どが病院を受診して適切な治療を受けるのではなくて市販の薬を購入して自己流の治療をしていると言う事、近年では痔になる人は若い世代の人に増えてきたという事が挙げられると思います。

日本で痔を患っている人は、治療をしている人、自覚症状が無い人も含めますと3人に1人は痔になっているのではないかと言われている位、日本ではポピュラーな病気になります。悪化してしまうと薬ではどうしようも出来なくなって、最悪手術でしか治らないなんて事になってしまうかもしれません。

受診するのも人に言うのも恥ずかしいと思われがちな痔ですが、これだけ国民病と言われる位なっている人が多いのであれば、特に恥ずかしがる必要もないと思いますので気になる様であれば是非早めの受診をオススメしたいと思います。そしてそれらの結果を見てみると本当に身近で誰でもなる様な病気で有る事が分かってきます。

アロマテラピーで痔の解消をしていきましょう

現代医療においてアロマテラピーは補助的医療として日本でも受け入れられ始めてきています。例えばオレンジの香りを嗅いでリラックス効果が得られるとか、森林浴をしてリラックス効果を得るとかと同じだというわけですね言う訳ですね。そして身体の中から花や植物が持っている薬理効果を発揮させていくのです。

精油自体は医薬品として指定されている訳ではありませんが、効果自体は結構実績が有り、様々な症状で治療と同じ様な効果を出しています。精油の効果は精神面への効果が一般的の様な感じですが、痔治療としても痔の原因となる冷え性改善や便秘改善に効果をだしています。これを気体として香りで身体の中に吸入させる事で身体の血液中に香りの成分が入り込んで身体中に循環させます。

痔を改善させる為のオススメのオイルは便秘に効果がある「カモミール」「オレンジ」「マージョラム」「ローズ」等、冷えに効果がある「ゼラニウム」「ジュニパー」「ローズマリー」等から選んで浴槽に数滴入れてアロマバスにしてみると良いと思いますよ。しかしアロマテラピーって本当は何の事なのかよく知らない人もいると思います。

アロマテラピーで使われる精油はエッセンシャルオイルとも言われていて花や植物の様な天然素材から有効成分を抽出した物です。ただし皮膚が弱い場合、直接オイルを肌に触れさせるとかぶれてしまう事も有りますので、なにか入れ物にお湯を入れてその中にアロマオイルを入れてお風呂の角に置いておくだけでも芳香浴になりますのでオススメですよ。