痔の効果的な治療法

痔の症状、原因から効果的な治療法を語る

睡眠で痔の改善をしましょう

人間が立っている間、身体の一番下に有る肛門部分に血液等が溜まりやすくなっているのですが、その溜まってうっ血している血液を身体を横にする事で元の状態に戻してあげると言う役割も持っているのです。眠る時には身体を温かくするのが良いと思いますが、夏だからって何もかけずに寝るなんて事はあまりしないで、しっかりと温かい布団で身体を冷やさない様にするとぐっすり眠れて良いですよ。それと睡眠を取る時には身体を横にしますよね。

起きている時間が長いと言う事は、立ったり座ったりを繰り返してあまり横になっていないと言う事ですよね。どんなに治療をしていても睡眠をきちんと摂らなければ身体の免疫力が下がり炎症を引き起こしやすくなってしまいます。そうすると痔にはあまり良い事では有りません。

痔の治療も睡眠不足だとあまり進まないと思いますので、睡眠をしっかり取って抵抗力をしっかり付けていくと良いと思います。痔を患った場合、患部の所を雑菌がたくさん有る便が通過しますので雑菌に感染しない為に充分に休養を取り、患部が可能しない様にする事が大切になります。ですから痔の為にも身体の健康の為にもゆっくり睡眠を取る事が必要になるのです。

睡眠を充分に取ってあげる事で、身体がきちんと休まりますので抵抗力も回復していくのです。どんな病気にもこれは当てはまる事だと思うのですが、痔の場合も同様で治療をする上で特に大切にしたい事は睡眠になります。

 

冷えは痔にとって敵なのです

身体が冷たいと感じる冷え性は痔にも悪影響を及ぼしますが、全ての病気に対しても悪影響を及ぼす可能性が高いと言われています。身体を温める事が痔治療としても効果的です。そんな時には夏でも冬でもやっぱり入浴が一番良いと思います。身体を冷やさない様にするって簡単な様で結構難しいと思うのです。

身体が冷えてしまうと体内の血液循環が悪くなってしまいます。では病院に行って冷え性を治せば良いんじゃないかと思いますよね。そうして起こりやすくなるのが肩凝りや頭痛ですよね。一度冷えを感じてその部屋にずっといるとずっと寒いままになってしまって体にも痔にも良くありません。

血液の巡りが悪くなると更に身体が冷えてきてしまう様になります。その他にも色々と冷え性対策のグッズが出ていると思いますので、使ってみてみると良いと思いますよ。特に女性に多いですよね。夏は身体が暑すぎるから身体が冷える様な食べ物や飲み物を摂取し、クーラーがガンガン効いている部屋で過ごす事が多くなりますので注意が必要です。

冷え性の治療をするのも良いですが、冷え性になりにくい生活をする様にも心掛けてください。冷え性は痔の敵、健康の敵だと思って、冷え性対策をする様に心掛けていきましょう。そうなると痔にとってみては肛門辺りの密集している血管がうっ血してしまうと言う事に繋がるのです。ですから痔の治療時にもきっと言われると思いますが、身体を温める事が痔の治療として良くなるのです。

 

入浴法で痔の改善をしましょう

痔になってしまう主な原因として、お尻周りのうっ血、冷え性等が挙げられます。その中にうっ血を改善させる様な成分が入っているのですが、お尻周りの血行だけを良くしてもあまり意味が無くて、身体全体の血行をよくしなければならないと思うのです。入浴時には身体を洗いますのできちんと肛門部分まで洗って清潔にしてあげてください。お湯を座ってみぞおちの辺りから下がお湯に浸かる様にして、お湯の温度も普通より低めの40℃以下に設定します。そしてお風呂からあがる時、せっかく温まった身体を冷やさない様に暖かい格好をする様にしましょう。

出来ればお湯だけじゃなくて入浴剤を入れた方が更に良いと思いますよ。入浴は痔の治療方法としては最も即効性が有ると言われている位、痔に対して効果が有る治療方法になります。先ずは半身浴ですね。半身浴だと長めにお湯に浸かっていられますので、身体を芯から温めるのにとても効果的な入浴方法です。そして湯船にゆっくり浸かってストレスも軽減させたい物ですね。

痔の治療として肛門部分に塗る塗り薬が有ります。これで20分以上入っていると徐々に汗が出てきて身体が芯から温まっていきます。こうした原因を入浴で根本的に取ってくれるのです。ではどういう入浴方法が痔の改善や治療に役立つのでしょうか。

入浴をすると身体が芯から温まりますので血行が良くなりますよね。この他にも足浴とか、冷たい水と温かいお湯と交互に入る交代浴が良いのではないでしょうか。また入浴する事で身体をキレイにする、痔の部分もキレイにする働きが有ります。そうなると当然肛門周辺のうっ血も改善に向かう様になります。

 

痔ろうはどんな症状なのでしょうか

痔ろうになると自然治癒が無くて手術しかないという事を頭に置き、自分で痔だなと思ってもなかなかそれが痔ろうだと思う人はいないでしょうから自己判断せずに肛門科を早めに受診して治療をする様にしましょう。そのまま放っておくと炎症した上に腫れてきますので、激痛と熱を伴う様になってしまうのです。この開いた穴は自然に塞がりませんので、この穴を閉じる為の手術をするしかないのです。

痔ろうと言うのは歯状線と言う肛門と直腸の間に有るデコボコしている部分が感染して膿んでしまっているのです。これは先程の歯状線ですが小さなデコボコ部分に下痢等で入り込んでしまった便が炎症を起こさせて化膿してしまう状態の事を刺します。もう1つ痔ろうの一歩手前の症状として「肛門周囲膿瘍」と言う症状が有ります。

痔ろうと診断されてしまうと、自分では治す事が出来ないので保存療法をする事は出来ずに病院で治療をするしかないのです。その上薬での治療だけでは完治する事は難しいので、手術をするしかなくなります。その歯状線から膿を出して良くなったとしても、その部分がトンネルの様に穴が開いた状態になってしまい、肛門の様に穴がもう一つ出来てしまう様な感じになってしまうと言うとても難しい病気になるのです。

痔ろうは痔の中でも治療が最も難しいと言われている痔になります。ここで膿が出してまた溜まって炎症して膿を出してと言う事を繰り返してしまうと痔のう管が出来てしまう様になります。

 

痔の薬【飲み薬】

身体の調子を本来の形にする事こそ大切な事ですので、内服薬も上手に取り入れていきましょう。これは痔の治療になるのですが、痔の原因は硬くなった便にも有ります。ですから症状が酷くなってしまった場合は内服薬では治りにくくなりますのでその点は注意してください。

薬によって用量用法が違いますのでそれに従って服用する様にしてください。そして痔の症状があらわれてしまった時には、その症状に合わせて塗り薬とか座薬とかを使い分けていくと良いと思います。つまり便秘気味の場合は痔になりやすいと言う事なのですが、そんな時に便通を良くして痔にならない様にする為に内服薬を服用するのです。

もしも薬に抵抗が有ると言う場合には、通常はサプリメントを摂取して身体の調子を整えていき、それでもダメだと言う場合に内服薬を服用する様にすると良いと思います。そして肛門部分のうっ血している部分を改善させていこうと言う薬になりますので、比較的軽度の痔の場合に用いられます。痔の治療として使われる内服薬は、基本的に便秘を解消傾向に向かわせる事で排便の状態を良くします。

塗り薬とか座薬の様に、直接肛門周辺の痔の部分に付けて治療をする薬の他に、痔の薬には身体の状態を痔になりにくい状態、正常な状態に改善してくれる内服薬も有ります。内服薬を服用するには市販されている薬も有りますが、出来ればご自身に合った薬を服用する方が良いと思いますので病院に行って処方してもらう方が良いと思います。

 

痔の薬【軟膏】

座薬や注入軟膏は自分ではなかなか手を出せない内痔核に効果が有る薬になります。自分で痔の治療として薬を使う場合、塗り薬だと肛門周辺の表面にしか塗れませんよね。特に女性の場合、座薬を薬局で購入するのって勇気がとてもいる行為だと思います。

最近はインターネットでも市販の座薬が購入できるようにもなってきたみたいですので、試したいと思う方には良いかもしれません。結局肛門から入れるんだとやっぱり抵抗が有るかと思いますが、注入軟膏の場合は直接肛門に入れて使うと言う使い方の他に、直接指に出して肛門周りに塗る事も出来ます。それでも座薬はちょっと抵抗が有ると言う方にオススメしたい薬は注入軟膏です。

肛門の中にまで薬を行き渡らせたいと言う場合には座薬を使うのが良いと思うのですが、座薬ってちょっと抵抗があると思うのです。また持ち運びに便利なくらい小さいのでいつでも携帯できます。浣腸の様な薬になるのですが、中に塗り薬が入っていて肛門から入れて中に入っている薬を押し出してあげればいいのです。

初めて使う時には少し抵抗感が有ると思うのですが、最初は病院に行って直接指導してもらった方が安心感が違うと思いますよ。もちろん痔の治療をしに病院に行ってそこで処方される分には良いのでしょうが、なんだかちょっと恥ずかしい感じになりますよね。また先端が細いので入れるのも痛いのではないかと言う懸念も有りますが、そんな事も有りませんので安心してください。

 

痔の薬【塗り薬】

塗り薬は真っ先に痔の治療として使われる薬だと思います。とは言う物の肛門を直接触るのには抵抗が有ると言う人もいると思います。その場合はガーゼなどを使って余分な薬を拭きとる様にすると少しは良いと思いますよ。ガーゼを指に巻きつけてそこに薬を付け、そのまま患部にあてて塗っていくと良いみたいです。

適切な塗り方としては1回辺りの量を指に取ります。近年は痔の薬は2009年に薬事法が改正された事でネット販売が出来ない様になっていますが通常はドラッグストアなんかで市販薬は買えますので、自身に合った薬を使う様にして治療して行きましょう。それを直接患部に塗ると言う方法です。肛門の辺りを全体的に塗って、出来れば肛門に指を少し入れて奥の方にまで塗り込めればもっと良いと思います。

塗った後、塗り過ぎてしまうとちょっと余分な薬がべたついて下着について嫌だと言う場合もあるかもしれません。またただ塗るのではなくて血行が良くなる為に患部をマッサージしてあげるとより効果的です。きちんとした塗り方をしていないと痔の治療としては効果が上がらないので知っておくと良いと思います。

病院で処方される場合には病院で塗り方等を教わると思いますのでその通りに塗って行く様にしてくださいね。大体は軟膏状になっていて市販されている塗り薬や病院で処方している塗り薬等が有りますが、やっぱり色々成分が入った方が効果が高いかもしれませんね。そんな時にはガーゼを使うと良いですね。